ミキサーチャンネルストリップ

各チャンネルストリップには、以下のタイプのコントロールが含まれています。

インサート (Inserts)

各チャンネルには、Insert を読み込むことができるスロットが 4 つ備わっています。メニューから Insert を選択できます。

ヘッダーを使用すると、すべてのチャンネルのセクションの展開/折りたたみを切り替えることができます。

インジケーターには以下の状態があります。

• 無効 : チャンネルに Insert がロードされていません。

• 有効 : 少なくとも 1 つの Insert がチャンネルにロードされ、Insert が有効になっています。

• バイパス : 少なくとも 1 つの Insert がチャンネルにロードされ、すべての Insert がバイパスされています。

Insert がロードされたスロットでは、以下のコントロールを使用できます。

• Insert を有効にする (Enable Insert) : Insert スロットを有効にする、またはバイパスします。

• Insert を編集 (Edit Insert) : ロードされたプラグインのプラグインウィンドウを開き、設定を編集できます。

• Insert メニュー (Insert menu) : プラグインメニューを開き、別のプラグインを選択してその Insert スロットにロードできます。

ヒント

• Dorico SE に含まれるプラグインの詳細については、プラグインリファレンスを参照してください。

• 個々のチャンネルの Insert には、各トラックのトラックインスペクターからアクセスできます。

EQ

各チャンネルには、デフォルト EQ として 4 つのバンドが用意されています。

インジケーターを使用すると、セクションの有効 と無効 を切り替えることができます。ヘッダーを使用すると、すべてのチャンネルのセクションの展開/折りたたみを切り替えることができます。

各 EQ バンドに以下のコントロールを使用できます。

• EQ を有効にする (Enable EQ) : 各バンドを有効にする、またはバイパスします。

• ゲイン (Gain): 各バンドの減衰量/増幅量を dB で設定します。

• 周波数 (Frequency): 各バンドの周波数を Hz で設定します。

• Q: 帯域幅を制御します。つまり、上下の周波数がどこまで影響を受けるか、およびその度合いを制御します。

FX

各チャンネルに 1 つずつ FX スロットがあります。初期設定では、リバーブがロードされた FX チャンネルに送られます。

インジケーターを使用すると、セクションの有効 と無効 を切り替えることができます。ヘッダーを使用すると、すべてのチャンネルのセクションの展開/折りたたみを切り替えることができます。