エクスプレッションマップ
よりリアルなパフォーマンスのために、多くのインストゥルメントレイヤーは、キースイッチを使用してさまざまなエクスプレッションを切り替えることができます。これらのキースイッチは再生可能な範囲を最大化するために低いキーに設定され、FlexPhrasers で再生されるパフォーマンスが常に同じ聴こえ方になるように、内部では変更できません。ただし、場合によっては、キースイッチを操作するために、それらのスイッチを再生可能なキーボード範囲にシフトする必要があります。また、MIDI コントローラーを使用してエクスプレッションを選択したい場合もあります。そのために、エクスプレッションマップを使用して、内部設定をカスタマイズできます。
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エクスプレッションマップで使用するエクスプレッションを指定するには、エクスプレッションリストでそのエクスプレッションを有効にします。
キースイッチでは切り換えられないいくつかのエクスプレッションで構成されるインストゥルメントレイヤーもあります。たとえば、インストゥルメントのノイズは通常はキースイッチに割り当てられません。この場合、個々のエクスプレッションを選択して編集できますが、キースイッチ機能は適用できません。
エクスプレッションマップのオプションメニュー
エクスプレッションリストのポップアップメニューからモードを選択することで、内部キースイッチを使用するか、それらを他のキーに再度割り当てるか、MIDI コントローラーを使用するかを設定できます。
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内部キースイッチを使用してエクスプレッションに切り替えるには、「Keyswitch」を選択します。
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元のキースイッチを他のキーに再度割り当てるには、「Remapped」を選択します。
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MIDI コントローラーを使用して内部キースイッチをリモートコントロールするには、「Controller」を選択します。
MIDI コントローラーを割り当てるには、メニューを開いて「Learn CC」を選択し、MIDI ハードウェアでコントローラーを使用します。
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「Temporary KS Mode」をオンにすると、デフォルト以外のエクスプレッションは、対応するキースイッチが押されている間だけ有効になります。これによって、キースイッチを押すと一時的にノートに他のエクスプレッションがかかります。
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「Default Expression」では、「Temporary KS Mode」のデフォルトエクスプレッションを設定します。このエクスプレッションも、プログラムまたはレイヤーをロードしたあとに有効になります。