コードパッド

各コードパッドにコードを割り当てることができます。コードパッドをトリガーするとコードが再生されます。コードパッドには、割り当てられているコード、使用されているボイシング、パッドの状態に関する情報が表示されます。

コード情報

コード記号

コードパッドに割り当てられているコードの記号がコードパッドの中央に表示されます。各コードパッドには、コードを 1 つ割り当てることができます。初期設定では、コード記号はノート名として表示されます。コード記号の表示方法を指定するには、「コードパッドの表示設定 (Chord Pads Display Settings)」ペインの「コード記号 (Chord Symbols)」セクションで設定を変更します。

補足

割り当てられたコードの名前が長すぎてコードパッドに表示できない場合、名前に下線が付き、完全なコード名はツールチップに表示されます。

ボイシングインジケーター

コードに使用されているボイシングはコードパッドの下部に表示されます。ボイシングインジケーターは、コードパッドのズームレベルが高い場合にのみ表示されます。

コードボイシングの予測変換インジケーター

コードボイシングの予測変換インジケーターは、コードパッドの右上角に表示されます。初期設定では有効になっています。パッドのボイシングを手動で変更した場合、コードボイシングの予測変換が無効になります。有効にするには、拡張ツールバーの「コードボイシングの予測変換を有効にする (Adaptive Voicing)」ボタンをオンにします。

適応型ボイシングのリファレンスインジケーター

適応型ボイシングのリファレンスインジケーターは、コードパッドの右上角に表示されます。コードパッドの枠は黄色で表示されます。コードパッドが適応型ボイシングのリファレンスとして設定されている場合、後続のパッドのボイシングが、基準コードのボイシングから大きく離れないように自動的に設定されます。適応型ボイシングのリファレンスに設定できるパッドは 1 つのみです。

リストアシスタントのカラーインジケーター

「コードパッドの表示設定 (Chord Pads Display Settings)」ペインで「リストアシスタントのカラーを表示 (Show List Assistant Colors)」をオンにすると、コードパッドの下部にリストアシスタントのカラーインジケーターが表示されます。リストアシスタントの提案に一致するコードが割り当てられているコードパッドは、音楽的な有用性に応じて色分けされます。緑色はこの提案が一般的なものであることを示し、オレンジ色や赤色は音楽的に大胆なもの、あるいはまったく合わないものであることを示します。提案の基準は、最初に選択したパッドに割り当てられているコードです。

ステータス情報

ロックされたコードパッド

コードパッドの右上角に表示される南京錠アイコンは、コードパッドにコードがロックされていることを示します。

選択されたコードパッド

白い枠は、コードパッドが選択されていることを示します。

トリガーされたコードパッド

背景が強調表示されている場合、コードパッドがトリガーされたことを示します。

ドロップ場所

コードエディターまたはいずれかのアシスタントからコードパッドにコードをドロップすると、枠が一時的に緑色で強調表示されます。

MIDI 入力のルーティング先

コードパッドを選択して「MIDI 入力から割り当て (Assign from MIDI Input)」をオンにすると、枠が一時的に赤色で強調表示され、MIDI 入力がこのコードパッドにルーティングされていることを示します。

パターン再生の進行状況

「プレーヤーモード (Player Mode)」として「パターン (Pattern)」を選択し、「コードパッドの表示設定 (Chord Pads Display Settings)」ペインで「パターン再生の進行状況を表示 (Show Pattern Play Progress)」をオンにすると、パターン再生の進行状況がコードパッドの下部に進行状況バーとして表示されます。

補足
  • 初期設定では、コードパッドはキーボードレイアウトで表示されます。表示を変更するには、「コードパッドの表示設定 (Chord Pads Display Settings)」ペインの設定を使用します。

  • コードパッドゾーンにフォーカスがある場合、デフォルトのキーボードショートカットがコードパッドに適用されます。