プラグインディレイ補正の解除
VST インストゥルメントをリアルタイムで演奏したり、ライブ音声を録音したりする際、レイテンシーを生じさせないようにするには、「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオンにします。この機能は、ディレイ補正で生じるレイテンシーを最小限にしながら、ミキシングもできる限り維持します。
「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」は、プロジェクトウィンドウツールバーとトランスポートゾーンにあります。また、MixConsole の「機能メニュー (Functions Menu)」にもメニュー項目があります。
インストゥルメントチャンネル、録音可能なオーディオトラックチャンネル、グループチャンネル、出力チャンネルに対して「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオンにすると、以下の処理が行なわれます。
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「Live」ボタンのある VST 3 プラグインおよび低レイテンシーモードのあるサードパーティー製 VST 3 プラグインに対して「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオンにすると、そのプラグインの「Live」ボタンまたは低レイテンシーモードが有効になります。「Live」ボタンがある付属プラグインの詳細については、『プラグインリファレンス』を参照してください。
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低レイテンシーモードのない VST プラグインに対して「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオンにすると、そのプラグインがオフになります。
FX チャンネルで使用している VST プラグインには影響しません。
VST インストゥルメントを使用して録音や演奏を行なったあとは、オーディオパス全体で完全なディレイ補正を行なうために、「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」をオフにしてください。