TestGenerator

このプラグインでは、オーディオ信号を生成できます。生成したオーディオ信号は、オーディオファイルとして録音できます。

このオーディオファイルは、以下のようなさまざまな用途に使用できます。

  • オーディオ装置の仕様のテスト

  • テープレコーダーの調整など、さまざまな測定

  • 信号の処理方法のテスト

  • 教育目的

TestGenerator は、正弦波やのこぎり波などの多くの基本的な波形や、さまざまな種類のノイズを生成できる波形ジェネレーターをベースにしています。さらに、生成する信号の周波数と振幅を設定できます。TestGenerator をオーディオトラックにエフェクトとして追加して有効にすると、すぐに信号が生成されます。そのあと、信号の仕様に基づいて、通常どおりオーディオファイルの録音を開始できます。

Interval

1kHz のパルス信号と 200 ミリ秒のデュレーションを使用して生成した信号のモジュレーションのオン/オフを切り替えます。

信号タイプのセクション

波形ジェネレーターで生成する信号の基本形を設定できます。さまざまな波形 (「Sine」「Triangle」「Square」、スイープ信号、「Sawtooth」) とノイズのタイプ (「White」「Pink」「Brown」「Blue」「Gray」「Violet」) から選択できます。

周波数セクション

生成する信号の周波数を設定できます。プリセット値のいずれかを選択するか、スライダーまたはクイックコントロールを使用して値を設定するか、数値フィールドに値を入力します。数値フィールドでは、周波数は Hz または音名のいずれかで設定できます。音名を入力した場合、周波数が自動的に Hz に変わります。たとえば、音名 A3 を入力すると、周波数が 440Hz に設定されます。音名を入力する際、セントオフセット (「A5 -23」、「C4 +49」など) を入力できます。

補足

セントオフセットが確実に反映されるようにするには、音名とセントオフセットの間に半角スペースを入力します。

ゲインセクション

信号の振幅を設定できます。値が大きいほど信号が強くなります。プリセット値のいずれかを選択するか、スライダーまたはクイックコントロールを使用して値を設定するか、数値フィールドに値を入力できます。

補足

ゲインの最小値である -120 dB は、数値フィールドに値を入力することでのみ設定できます。

Input Gain

生成された信号に入力信号を追加できます。

「Sweep」セクション

スイープ信号の開始周波数、終了周波数、およびデュレーションを調節できます。

出力ボタン

各チャンネルの出力信号のオン/オフを個別に切り替えることができます。