WaveLab Elements では、さまざまな方法でファイルを操作できます。たとえば、WaveLab Elements 内でファイル名を変更したり、さまざまな方法でファイルを保存したりできます。
WaveLab Elements で最近使用したすべてのファイルは、リストに保存されています。これにより、最近のプロジェクトをすばやく利用できます。
以下のリストには、WaveLab Elements に関する最も重要な改良についての情報と、それに対応する説明へのリンクが含まれます。
システムのセットアップを行なうと、スタートアップアシスタントから一般的なワークフローや関連情報へ簡単にアクセスできるようになり、WaveLab での作業にすぐに取りかかることができます。
作業を始める前に、システムの設定を行なう必要があります。
アプリケーションを使用する際の効率を最大限に高めるために、WaveLab Elements の一般的な概念をよく理解しておくことをおすすめします。
ワークスペースウィンドウには、各ファイルタイプの特定の目的に応じた機能を備える幅広い編集環境と再生環境が用意されています。
WaveLab には、アプリケーションの起動前または起動後にファイルを開くための複数のオプションが用意されています。
単一のファイル、複数のファイル、または選択したファイル以外のすべてのファイルを閉じることができます。
同じファイル名と場所にファイルを保存するか、新しく名前、場所、ファイル形式を指定してファイルを保存できます。
WaveLab Elements 内から、アクティブなファイルを削除できます。
ファイル名を変更し、すべての参照情報を自動的に更新できます。たとえば、「India」というオーディオファイルの名前を「Sitar」に変更する場合、ファイル「India」を参照している、開いているすべてのファイルが、ファイル「Sitar」を参照するように更新されます。
「ファイルブラウザー (File Browser)」ウィンドウでは、WaveLab Elements 内からファイルを参照できます。
複数のファイルを開いて、各ファイルを切り替えられます。
「ファイル (File)」メニューまたは「最近使用したファイル (Recent Files)」タブから、最近使用したファイルを開けます。後者にはより多くのファイルが表示され、追加のオプションも使用できます。
このタブでは、WaveLab Elements で最近使用したすべてのファイルを表示および管理できます。ファイルを検索したり、複数のファイルを一度に開いたり、個々のファイルや見つからないファイルを削除したりできます。
「最近使用したファイル (Recent Files)」タブの検索フィールドを使用すると、ファイルリストを名前でフィルタリングできます。
最近使用したファイルのリストに表示するファイル数を指定できます。
WaveLab Elements はオーディオファイル処理の中間結果を保存する目的で一時ファイルを作成します。このファイルは元に戻す/やり直すコマンドを利用する際にも使用されます。WaveLab Elements では⼀時ファイルを保存する場所とその処理精度を指定することができます。
ファイルをセーブした後でも、操作の取り消しと再実行を必要なだけ行なえます。取り消し/再実行ができる操作の数は、ハードディスクの空き容量に依存します。
WaveLab Elements では、さまざまな操作の実行に、ドラッグアンドドロップを使用できます。一部の操作はこの方法でしか実行できません。
WaveLab には、オーディオエディターとオーディオモンタージュウィンドウで使用できる幅広いズームオプションとズームツールが用意されています。
一般的に使用する設定を保存するプリセットを作成できます。
好みのファイル設定をテンプレートとして保存できます。これにより、新しいオーディオファイルやオーディオモンタージュを作成する際の時間と手間を節約できます。
WaveLab Elements では、作業フォルダーとドキュメントフォルダーは区別されます。
選択したオーディオファイルの名前と位置に関する情報 (選択範囲とカーソル位置に関する情報を含む) をコピーできます。この情報は、外部のテキストエディターに貼り付けできます。
フローティングウィンドウまたはツールウィンドウでの編集中に波形/モンタージュウィンドウにフォーカスを切り替えたい場合は、「現在のファイルにフォーカスを合わせる (Set Focus on Current File)」オプションを使用します。
「ナビゲーション同期 (Navigation Sync)」を使用すると、オーディオファイルとオーディオモンタージュの異なるビューを同期し、一方で実行したナビゲーション操作がもう一方にリアルタイムに自動的に適用されるようにすることでオーディオ素材を比較できます。
WaveLab には、再生とトランスポートに使用できる幅広いオプションが用意されています。
オーディオファイルの編集には、オーディオファイルを開く、変更する、保存するなどの作業が含まれます。
WaveLab Elements には、オーディオを解析してエラーを検出するためのさまざまなツールが備わっています。
オフライン処理は、さまざまな編集操作やエフェクト適用に役立ちます。たとえば、リアルタイム処理を行なうとコンピューターの動作速度が遅くなりすぎる場合や、複数のパスが必要な編集を行なう場合に便利です。
オーディオモンタージュは、マルチトラックに対応するノンディストラクティブ (非破壊) 編集環境です。
オーディオエディターとオーディオモンタージュウィンドウでオーディオを録音できます。
マスターセクションは、WaveLab のリアルタイムサウンド処理の心臓部で、オーディオ信号が WaveLab から出力される前に通る最終部分です。ここでは、マスターレベルの調節、エフェクトの追加、リサンプリング、ディザリングの適用を行ないます。
マーカーを使用すると、ファイルの特定の位置を保存して名前を付けられます。マーカーは編集操作や再生時に便利です。
WaveLab Elements には、オーディオのモニタリングと解析に利用できるさまざまなオーディオメーターが用意されています。メーターは、オーディオの再生、レンダリング、録音中にオーディオをモニタリングするために使用できます。また、再生停止時にはオーディオの選択範囲を解析するために使用できます。
CD の書き込み処理を開始するには、CD の書き込み準備をすべて完了させておく必要があります。
サウンドをループさせることで、サンプルを部分的に何度も繰り返し、無限の長さの反復を作成できます。サンプラーの楽器演奏は、たとえば、オルガンサウンドのループをベースにしています。
通常の CD からタイトルを読み込み、任意のオーディオ形式でデジタル化し、コピーして保存することができます。
WaveLab Elements では、オーディオモンタージュにビデオファイルを追加できます。さまざまな形式のビデオファイルを WaveLab Elements 内部で再生したり、ビデオファイルからオーディオを抽出したり、ビデオと並行してオーディオを編集したりできます。
DAW などの外部アプリケーションと WaveLab Elements を組み合わせる方法はいくつかあります。
WaveLab Elements を Cubase Pro、Cubase Artist、Nuendo の外部エディターとして使用できます (逆も同様)。
アプリケーション間のワークフローを最適化するために、コピーアンドペーストやドラッグアンドドロップの簡単な操作で WaveLab から他のオーディオアプリケーションにオーディオ範囲を簡単に挿入できます。
同時に複数のオーディオファイルを別の形式に変換できます。処理が不要な場合は、「バッチ変換 (Batch Conversion)」ダイアログを使用して変換を実行できます。
Podcast とは、オーディオファイルで構成されたエピソードのシリーズです。ユーザーはそれらをデバイスでストリーミングまたはダウンロードすることで音声を聴くことができます。オーディオ編集ツールやエフェクトを備えた WaveLab Elements を使って、Podcast のエピソードを作成したり、エピソードをさまざまなホストサービスにアップロードしたりできます。
カスタマイズとは、プログラムの動作や外観を希望どおりに設定することです。
WaveLab Elements は、ニーズに合わせて設定できます。