スタートアップアシスタントウィンドウ

スタートアップアシスタントを使用すると、ワークフローに適した作業環境を選択する、ファイルを作成する/開く、オーディオ接続を確立する、などの操作を行なえます。さらに、スタートアップアシスタントには WaveLab に関する情報やニュース、便利なリンクも表示されます。

WaveLab を起動すると、自動的にスタートアップアシスタントウィンドウが開きます。

WaveLab Elements のスタートアップアシスタントウィンドウ

スタートアップアシスタントウィンドウは以下の要素で構成されます。

  1. 情報パネル:

    • 「News」には、Steinberg 社に関連するニュースが表示されます。

    • 「Audio Montage」には、オーディオモンタージュに関する一般的な情報が表示されます。

    • 「Audio Editor」には、オーディオファイル編集に関する一般的な情報が表示されます。

    • 「Deals」には、現在および今後予定されている Steinberg 社のプロモーションや割引に関する情報が表示されます。

    • 「Manuals」には、WaveLab のマニュアルへのリンクが表示されます。ユーザーマニュアルは、PDF ファイルと WebHelp 形式で提供されています。

    • 「Forum」には、WaveLab フォーラムへのリンクが表示されます。このフォーラムは、WaveLab ユーザーが経験を共有し、互いに助け合う場所です。

    • 「Support」には、Steinberg サポートチームへのリンクが表示されます。ここでは、WaveLab のエキスパートがあらゆる問題を解決し、ユーザーの皆さまの質問にお答えいたします。

  2. オプションの選択:

    • 最近使用したもの (Recent): 最近使用したファイルのリストから選択し、「開く (Open)」ボタンをクリックして開いたり、「空のファイルを作成 (Create Empty)」をクリックして空のワークスペースを開いたりできます。

      ヒント

      リストで項目をうっかり選択してしまった場合に「空のファイルを作成 (Create Empty)」をもう一度表示するには、リストの最後のエントリーのすぐ下の空白の領域をクリックするか、[Ctrl]/[command] を押しながらその項目をクリックして選択を解除します。

      ヒント

      「最近使用したもの (Recent)」タブの右側にあるいずれかのボタンをクリックすると、フィルターを使用して、特定の種類の最近使用したファイルのみ表示できます。

      • 「すべてのファイルタイプを表示 (Show All File Types)」 はデフォルト設定で、フィルターは適用されません。

      • 「オーディオモンタージュファイルのみ表示 (Only Show Audio Montage Files)」 は、最近使用したオーディオモンタージュのみ表示します。

      • 「オーディオファイルのみ表示 (Only Show Audio Files)」 は、最近使用したオーディオファイルのみ表示します。

      「検索 (Search)」 では、テキストを入力して特定のファイルを検索できます。

    • オーディオモンタージュ (Audio Montage): オーディオモンタージュを作成したり開いたりできます。

    • オーディオエディター (Audio Editor): オーディオファイルを作成したり開いたりできます。

    「デフォルトとして使用 (次回以降、このダイアログを表示しない) (Use as Default (Do Not Show This Dialog Again))」をオンにすると、今後スタートアップアシスタントをスキップして、現在選択しているワークフローをデフォルトのワークスペースとして設定できます。

    ヒント

    WaveLab Elements をすでに起動している場合は、スタートアップアシスタントを手動で開き、「WaveLab 起動時にこのダイアログを表示 (Show This Dialog At WaveLab Startup)」をオフにすると、今後自動的にスタートアップアシスタントウィンドウが開かないようにできます。

    スタートアップアシスタントを再び有効にするには、以下のいずれかの操作を行ないます。

    • アプリケーションの起動時に、スタートアップアシスタントが開くまで [Ctrl]/[command] を押し続けます。

    • WaveLab Elements がすでに起動している場合は、スタートアップアシスタントを開き、「WaveLab 起動時にこのダイアログを表示 (Show This Dialog At WaveLab Startup)」をオンにします。

  3. 「オーディオ接続 (Audio Connections)」パネル:

    • マイク (Microphone): マイクなどを接続しているオーディオデバイスの入力チャンネルを選択します。

    • オーディオデバイス (Audio Device): オーディオインターフェースを選択できます。歯車 のボタンをクリックするとダイアログが開き、デバイスのパラメーターを設定できます。

    • スピーカー/ヘッドフォン (Speakers/Headphones): スピーカーやヘッドフォンなどを接続しているオーディオデバイスの出力チャンネルを選択します。

    補足

    スタートアップアシスタント「オーディオ接続 (Audio Connections)」パネルでは、基本的なパラメーターを設定できます。「ファイル (File)」 > 「ユーザー設定 (Preferences)」 > 「オーディオ接続 (Audio Connections)」を選択すると、より詳細な設定にアクセスできます。

    ヒント

    アプリケーションを起動するたびに WaveLab Elements がすべてのデバイスをスキャンしてスタートアップアシスタントを開くのを防ぐには、ヘッダーの右側にある上矢印をクリックして「オーディオ接続 (Audio Connections)」パネルを閉じます。これにより、複雑なセットアップの場合は起動時間が大幅に短縮されます。

補足

スタートアップアシスタントには、特定の機能のショートカットや WaveLab Elements の確立されたワークフローの代替手段などが表示されます。つまり、スタートアップアシスタントで利用できるすべてのタスクと機能は、別の方法や、アプリケーションの別の場所からでもアクセスできるということです。それぞれの手順については、このマニュアルの該当するセクションをご覧ください。