マーカー
マーカーを使用すると、ファイルの特定の位置を保存して名前を付けられます。マーカーは編集操作や再生時に便利です。
たとえば、以下の用途に使用できます。
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キューポイントや絶対時間の位置を指定する。
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問題のあるセクションをハイライトする。
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トラックを視覚的に区別する。
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特定の位置に波形カーソルを設定する。
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2 つの位置間にあるすべてのオーディオを選択する。
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CD トラックを定義する。
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オーディオファイルのセクションをループ再生する。
1 ファイル内に設定できるマーカー数に制限はありません。
CD、ループ、ミュート、リージョン、エラー、および修正マーカータイプは、2 つ 1 組で使用します。マーカーペアの一方のマーカーを削除すると、もう一方のマーカーも削除されます。
これらの種類のマーカーの作成、削除、および移動には特殊なルールがあります (開始位置があって終了位置がない CD トラックは作成できない、終了位置があって開始位置がないループは作成できないなど)。CD トラックマーカーの場合、常に両端のマーカーが存在する必要があります。たとえば、トラック開始マーカーを削除した場合、対応する終了マーカーも削除されます。
ループ、ミュート、修正、エラー、CD、およびリージョンマーカーの場合も、両端のマーカーが存在する場合のみ機能します。
補足
「マーカー (Markers)」ウィンドウの機能はオーディオファイルおよびオーディオモンタージュの機能と同じです。ただし、オーディオモンタージュの「マーカー (Markers)」ウィンドウには、クリップに関する追加のオプションが用意されています。