オーディオファイルで自動分割を使用する例
長時間の録音を複数のサンプルに分割できます。これは、Steinberg 社の HALion などのサンプラーで作業する場合に役立ちます。
手順
- オーディオエディターでオーディオファイルを開きます。
- 「処理 (Process)」タブを選択します。
- 「分割 (Split)」セクションで、「自動分割 (Auto Split)」をクリックします。
- 「自動分割 (Auto Split)」ダイアログで、「アクティブウィンドウ内のオーディオファイル (Audio File in Active Window)」を選択し、「次へ (Next)」をクリックします。
- 「無音部分で分割 (Split at Silences)」を選択し、「次へ (Next)」をクリックします。
-
オーディオファイルに合わせてページを設定し、「次へ (Next)」をクリックします。
最初の設定は、録音されている最も短いノートの長さに合わせて調整します。2 つめの設定は、2 つのノート間の最も短い無音部分の長さに合わせて調整します。3 つめの設定は、ノート間の無音部分のレベルに合わせて調整します。
- 「各リージョンを別々のファイルとして保存 (Save as Separate Files)」を選択し、新しいファイルの形式と保存場所を指定します。「次へ (Next)」をクリックします。
-
「オプション (Options)」ページで「キーを割り当てる (Assign Key)」をオンにして、「ピッチを検出 (Detect Pitch)」を選択し、「次へ (Next)」をクリックします。
これで、各サンプルに正しいキーが割り当てられます。「半音単位で最も近いキーに設定 (Quantize to Nearest Semitone)」をオンにすると、WaveLab Pro により、最も近い半音に合わせてキーが設定されます。オフにすると、ピッチのずれに従ってサンプルの「ピッチ微調整 (Detune)」設定も調整される場合があります。
- 名前設定オプションの「オーディオファイル名 + キー (As Audio File Name + Key)」を選択し、「完了 (Finish)」をクリックします。
結果
設定に従ってファイルが分割され、指定した場所に新しいファイルが作成されます。