Renderer for Dolby Atmos プラグインパネル
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プラグインパネルを開くには、「Dolby Atmos 用 ADM オーサリング (ADM Authoring for Dolby Atmos)」ウィンドウの「レンダラー (Renderer)」ポップアップメニューから「Renderer for Dolby Atmos」を選択し、「レンダラーの設定 (Renderer Setup)」をクリックします。
「Trim and Downmix」セクション
このセクションではダウンミックスのチャンネル構成を選択できるほか、トリムとダウンミックスエディターから取得した現在のダウンミックス設定が表示されます。
- Downmix
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ダウンミックスのチャンネル構成を設定します。
- Trim (Surround/Height)
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サラウンドチャンネルとハイトチャンネルのレベル設定が表示されます。
補足これらの設定は「トリムとダウンミックスエディター (Trim and Downmix Editor)」ダイアログで調節できます。
- Balance (Overhead/Listener Plane)
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オーバーヘッドとリスナープレーンのバランス設定が表示されます。
補足これらの設定は「トリムとダウンミックスエディター (Trim and Downmix Editor)」ダイアログで調節できます。
「Audio Objects」セクション
オーディオオブジェクトへのオブジェクト ID のマッピングが表示されます。ベッドにマッピングされたオブジェクト ID は正方形で囲まれます。オブジェクトにマッピングされたオブジェクト ID は円で囲まれます。対応する元トラックのオーディオ信号はレベル LED で示されます。
「Mute」ボタンを使用すると、すべてのベッド、すべてのオブジェクト、またはすべてのベッドとオブジェクトを同時にミュートできます。
「Renderer Output Level」セクション
すべてのチャンネルのレンダラーの出力レベルが表示され、オーディオ信号のラウドネスを測定できます。
- Loudness Measurement On/Off
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ラウドネス測定のオン/オフを切り替えます。
- Short-Term
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3s の時間枠に基づいて、すべてのショートタームラウドネス値の最大値が表示されます。測定は制限されません。
- Momentary
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400ms の時間枠に基づいて、モーメンタリーラウドネス値と、すべてのモーメンタリーラウドネス値の最大値が表示されます。測定は制限されません。
- Range
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開始から終了までに測定されたオーディオのダイナミックレンジが表示されます。この値は、どの程度の動的圧縮を適用するかを決定するのに役立ちます。
- Integrated
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開始から終了までに測定されたラウドネスの平均が表示されます。
- Integrated Dial.
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開始から終了までに測定されたダイアログゲーティングを適用したラウドネスの平均と、オーディオ内で検出された声の割合が表示されます。
- True Peak
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オーディオのトゥルーピークレベルが表示されます。プロダクションにおいて許容されるトゥルーピークレベルの最大値は、-1dB です。
- ショートタームラウドネスメーター
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3s の時間枠に基づいて、ショートタームラウドネス値が表示されます。
- モーメンタリーラウドネスメーター
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400ms の時間枠に基づいて、モーメンタリーラウドネス値が表示されます。
- Reset on Start
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このオプションをオンにすると、再生開始と同時にすべてのラウドネス値がリセットされます。
- Hold on Stop
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このオプションをオンにすると、再生停止と同時にすべてのラウドネス値が保持されます。
- 出力レベルメーター
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すべてのチャンネルのレンダラーの出力レベルが表示されます。
オブジェクトビューセクション
室内のすべてのオーディオオブジェクトの位置が表示されます。