Imager

「Imager」を使用すると、オーディオ入力のステレオ感を広げたり狭めたりできます (最大 4 帯域)。これにより、設定した周波数領域のステレオイメージを個別に調節できます。

Bands

周波数帯域数を設定します。

Live

このボタンが有効になっている場合は、よりアナログ感の強いフィルターバンクが使用されます。このモードではレイテンシーが発生しないため、ライブ演奏に最適です。このボタンが無効になっている場合は、レイテンシーが発生する、よりニュートラルなリニアフェーズフィルターバンクが使用されます。

周波数ディスプレイ

スペクトラムが表示され、各帯域のレンジと出力レベルを編集できます。

対応するハンドルをドラッグすることで、帯域の出力レベルまたは 2 つの帯域間のカットオフ周波数を編集できます。

出力メーター

全体の出力信号のレベルが表示されます。

Activate/Deactivate Band

対応する周波数帯域を有効または無効にします。

Solo Band

対応する周波数帯域をソロにします。

位相ディスプレイ

各帯域の位相スコープには、ステレオチャンネル間の位相と振幅の関係が表示されます。位相スコープは以下のように動作します。

  • 垂直方向のラインは、完全なモノ信号を示します (左右のチャンネルが同じ位相)。

  • 水平方向のラインは、左チャンネルと右チャンネルは同じであるが、位相が逆であることを示します。

  • 比較的丸みのある形状は、バランスのとれたステレオ信号を示しています。いずれかの側に形状が偏っている場合は、偏りのあるチャンネルにエネルギーが集中しています。

  • 真円の状態で表示された場合は、たとえば片方のチャンネルにサイン波があり、もう一方のチャンネルにそのサイン波の位相が「45 度」ずれたものがあることを示します。

一般的には、糸状で表示される場合は、低周波成分が多く、スプレー状で表示される場合は、高周波成分が多いことを示します。

位相ディスプレイの下にある相関関係メーターは以下のように動作します。

  • 垂直のバーは現在の位相の相関関係を示します。

  • モノ信号の場合、メーターは 2 つのチャンネルの位相が完全に一致していることを示す「+1」となります。

  • メーターが「-1」を示す場合は、2 つのチャンネルは同じであるものの、片方の位相が逆になっています。

Show/Hide Phase Scope

すべての帯域の位相スコープと相関関係メーターの表示/非表示を切り替えます。

Width

各帯域のステレオサウンドの広がりを設定します。

Pan

各帯域の左右のパンを設定します。

Output

各帯域の出力レベルを設定します。