ADR スクリプトリーダーの Web インターフェース

ADR スクリプトリーダーの Web インターフェースを使用すると、ローカルネットワーク上の別のコンピューターやモバイルデバイスで、ADR プロジェクトからリモートでダイアログテキストを表示したり編集したりできます。

  • ADR スクリプトリーダーの Web インターフェースをコンピューターやモバイルデバイスのブラウザーに表示するには、「ADR スクリプトリーダー設定 (ADR Script Reader Setup)」ダイアログに表示される「リーダー URL (Reader URL)」を開きます。

    補足

    ADR スクリプトリーダーの Web インターフェースには、Nuendo が接続されているローカルネットワーク内でのみアクセスできます。

1. 「編集モード (Edit Mode)」をオフにした場合の ADR スクリプトリーダーの Web インターフェース
2. 「編集モード (Edit Mode)」をオンにした場合の ADR スクリプトリーダーの Web インターフェース
補足

ADR スクリプトリーダーの Web インターフェースにマーカー属性を表示できるようにするには、「マーカー (Markers)」ウィンドウ/「ADR」ウィンドウの「設定 (Settings)」セクションで「選択を同期させる (Sync Selection)」をオンにする必要があります。

  1. 会社のロゴ

    会社のロゴが表示されます。「ADR スクリプトリーダー設定 (ADR Script Reader Setup)」ダイアログで変更できます。

  2. マーカートラック

    属性が表示されるアクティブなマーカートラックの名前です。「編集モード (Edit Mode)」 がオンになっている場合、三角形をクリックして別のマーカートラックをアクティブにできます。

  3. ダイアログのコンテキスト表示 (Dialogue Context View)

    選択したマーカーの上下に表示されるダイアログのコンテキストの表示/非表示を切り替えます。ソートに使用する属性は、「ADR スクリプトリーダー設定 (ADR Script Reader Setup)」ダイアログで指定できます。

  4. 編集モード (Edit Mode)

    編集モードのオン/オフを切り替えます。リモートデバイスでこのモードをはじめてオンにする場合は、「ADR スクリプトリーダー設定 (ADR Script Reader Setup)」ダイアログで指定したセキュリティ PIN コードを入力する必要があります。

  5. 属性ディスプレイ

    「ADR スクリプトリーダー設定 (ADR Script Reader Setup)」ダイアログで指定したマーカー属性の値が表示されます。「ダイアログのコンテキスト表示 (Dialogue Context View)」 をオンにすると、選択したマーカーのコンテキストが上下の段に表示されます。

  6. マーカー選択

    「編集モード (Edit Mode)」 がオンになっている場合、三角形をクリックして別のマーカーを選択できます。

  7. ADR コントロール

    「編集モード (Edit Mode)」 がオンになっている場合、このセクションを使用して「マーカーウィンドウ内の前のマーカーへ移動 (Locate Previous Marker in Markers Window)」「マーカーウィンドウ内の次のマーカーへ移動 (Locate Next Marker in Markers Window)」リハーサル録音確認の各機能をコントロールできます。