Insert エフェクトをフリーズする
オーディオトラックとその Insert エフェクトをフリーズすると、CPU の負荷を軽減できます。ただし、フリーズされたトラックはロックされます。つまり、トラックをフリーズすると、Insert エフェクトの編集、削除、追加ができません。
前提
トラックの設定をすべて完了させ、それ以上編集の必要がない状態にしておきます。
手順
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フリーズしたいオーディオトラックのインスペクターで、「チャンネルをフリーズ (Freeze Channel)」をクリックします。
- 「チャンネルのフリーズオプション (Freeze Channel Options)」ダイアログで、「テールサイズ (Tail Size)」を秒単位で設定します。
テールタイムはレンダリングされたファイルの最後に追加の時間を設定するものです。この処理により、リバーブやディレイ成分が途切れないように自然にフェードアウトします。
結果
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オーディオトラックの出力がオーディオファイルに書き出されます。再生されるサウンドはフリーズ前と変わりません。
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CPU への負荷が軽減されます。
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「チャンネルをフリーズ (Freeze Channel)」ボタンが点灯します。
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トラックコントロールがグレー表示になります。
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オーディオイベントがロックされます。
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レベルとパン、EQ 設定とエフェクト Send は引き続き調節できます。
補足
オーディオファイルは、次の場所の「フリーズ (Freeze)」フォルダーに保存されます。
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Windows: プロジェクトフォルダー内
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macOS: ユーザー/ドキュメント (User/Documents)
手順終了後の項目
トラックのフリーズを解除するには、「チャンネルをフリーズ (Freeze Channel)」を再度クリックします。