選択したビデオファイルのオーディオを置き換える
選択した 1 つまたは複数のビデオファイルに、再レンダリングすることなくステレオサウンドミックスを埋め込むことができます。これは安全なだけでなく、時間も短縮できます。
前提
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プロジェクトに 1 つまたは複数のビデオイベントを含め、ステレオ出力バスにオーディオを配置してミックスしておきます。
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ビデオファイルは、H.264 コーデックを使用して .mp4 または .mov コンテナ形式に圧縮しておきます。
手順
- プロジェクトのビデオイベントを 1 つまたは複数選択します。
- を選択します。
- 「ビデオを書き出し (Export Video)」ダイアログで、「ビデオ内のオーディオを置き換え (Replace Audio in Video)」タブを開きます。
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「ファイルの場所 (File Location)」セクションで、新しいオーディオを含むビデオのファイルの場所を選択します。
元のビデオファイルのコピーがこの場所に保存されます。
- 必要に応じて、「ビデオファイル名に追加 (Add to Video File Name)」フィールドに、元のビデオファイルのファイル名に追加する文字列を入力します。
「ビデオを書き出し (Export Video)」ダイアログの「処理後のビデオファイル (Resulting Video Files)」セクションに処理後のビデオファイルの名前が表示されます。
- 「オーディオ設定 (Audio Settings)」セクションで、「チャンネルの選択 (Channel Selection)」ポップアップメニューを開き、ステレオ出力バスを選択します。
- 「オーディオを置き換え (Replace Audio)」をクリックします。
結果
指定した場所に元のビデオファイルがコピーされ、選択したステレオ出力バスのオーディオミックスダウンがファイルに埋め込まれます。
補足
プロジェクトのビデオイベントの長さをトリミングした場合、処理後のビデオファイルはプロジェクトのビデオイベントよりも長くなります。その結果、処理後のビデオファイルには無音部分が含まれます。
処理後のビデオファイルは MP4 ファイルです。埋め込まれるオーディオは、AAC LC エンコーダーを使用して 192 kbps の固定ビットレートで圧縮されます。