メタパスプラグイン
メタパスプラグインは、一括処理するすべてのファイルを解析し、結果を収集してから、ファイルごとにさまざまな量の処理を行ないます。1 つのファイルの解析結果が、他のファイルの処理方法に影響を与える場合もあります。
メタパスプラグインの典型的な例は、「Loudness Meta Normalizer」です。このプラグインは多くのファイルを処理でき、一括処理するファイルの中でラウドネスが最も高いファイルのラウドネスをすべてのファイルに設定できます。
メタパスプラグインは、他の種類のプラグインと自由に組み合わせて使用できます。たとえば、「Loudness Meta Normalizer」 と一般的なノーマライザーの両方を同じ一括処理で使用できます。メタパスプラグインをマルチパスプラグインと組み合わせて使用することもできます。
メタパスプラグインは、2 つの処理パスを必要とします。最初のパスで、一括処理するすべてのファイルを解析し、2 回めのパスで、すべてのファイルを処理します。
この処理方法は、各ファイルを必要に応じて 2 回以上解析/処理する他のマルチパスプラグインとは異なります。