「外部ツールの構成 (Configure External Tools)」ダイアログ
このダイアログでは、WaveLab Pro で使用する外部ツールを構成できます。たとえば、圧縮ツールを実行して出力ファイルを圧縮したり、FTP ツールを実行してインターネットにファイルをアップロードしたりできます。
オーディオファイルの「外部ツールの構成 (Configure External Tools)」ダイアログを開くには、オーディオエディターの「処理 (Process)」タブで、「その他 (Other)」セクションの「外部ツール (External Tools)」をクリックし、「外部ツールを構成 (Configure External Tools)」を選択します。
一括処理セットの「外部ツールの構成 (Configure External Tools)」ダイアログを開くには、一括処理セットウィンドウで「オプション (Options)」タブを選択し、「処理終了後に外部ツールを実行 (On Success, Run External Tool)」ポップアップメニューを開いて「外部ツールを構成(Configure External Tools)」を選択します。
- 外部ツールのリスト
定義されているすべての外部ツールのリストです。「ツール (Tools)」メニューと同じ順序で表示されます。
- 項目を作成
新しいツール定義を作成します。
- 項目を削除
リストから選択したツール定義を削除します。
- 選択した項目を 1 つ上/下に移動
選択したツール定義を 1 つ上または下に移動します。
- タイトル (Title)
ツール定義のタイトルです。
- アプリケーション (Application)
実行するアプリケーションのフルパスとファイル名です。
- 「引数 (Arguments)」テキストフィールド
アプリケーションに渡す引数のリストです。通常、WaveLab Pro でアクティブなファイル名など、1 つ以上の引数を渡します。必要な引数は、実行するアプリケーションによって異なります。関連のマニュアルを参照してください。
複数の引数を設定する場合、半角スペースで区切る必要があります。引数にスペースが含まれる場合は、その引数を半角引用符で囲んでください。
定義済み引数は、このテキストフィールドの隣にあるメニューボタンから選択できます。
- 引数ボタン
クリックすると、定義済み引数のリストが表示されます。これらの引数はプレースホルダーで、実行時には実際の値に置き換えられます。
たとえば、メニューから「アクティブなファイル名とパス名 (Active file name with its path)」を選択した場合、「$(FilePathAndName)」というテキストが挿入されます。「C:/Music/Piano.wav」が WaveLab Pro でアクティブなファイルだと想定すると、実行時にこの記号が置き換えられます。
- 初期フォルダー (Initial Folder)
アプリケーションで必要になり得る参照パスを指定します。このパスは、アプリケーションによって異なります。この設定は任意です。
- 備考 (Comment)
コメントを入力できます。
- 実行前の処理 (Before Execution) – アクティブなファイルの変更が保存されていない場合に警告 (Warn If Active File Has Unsaved Changes) (オーディオエディターのみ)
この項目をオンにすると、外部ツールを実行する前にアクティブなファイルの変更が保存されていない場合、WaveLab Pro が警告メッセージを表示します。
- 実行前の処理 (Before Execution) – アクティブなファイルを閉じる (Close Active File) (オーディオエディターのみ)
この項目をオンにすると、外部ツールを実行する前に、WaveLab Pro がアクティブなファイルを閉じます。これは、アクティブなファイルを変更するツールを使用する場合に役立ちます。
- 実行前の処理 (Before Execution) – 再生を停止 (Stop Playback) (オーディオエディターのみ)
この項目をオンにすると、外部ツールを実行する前に、WaveLab Pro が再生を停止します。これは、ファイルを再生するツールを使用する場合に役立ちます。