スペクトログラムにテキストをトランスコードする
スペクトログラムにテキストをトランスコードすることで、ウォーターマークを設定できます。トランスコードはオーディオファイル内の可聴部分で行われます。
手順
- オーディオエディターで、「スペクトラム (Spectrum)」タブを選択します。
- 「選択範囲 (Selection)」セクションで、長方形選択ツールを選択します。
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スペクトログラム内またはウェーブレットディスプレイ内で、テキストを適用するリージョンを定義します。
補足
テキストのスケーリングは周波数リニアがベースとなっているため、スペクラムはリニアスケールで表示することをおすすめします。リニア周波数スケールは「スペクトログラムのオプション (Spectrogram Options)」ダイアログで有効にできます。
- 「選択範囲 (Selection)」セクションで、「テキストの選択 (Text Selection)」をクリックします。
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「テキストの選択 (Text Selection)」ダイアログで、テキストを入力して「OK」をクリックします。
テキストフレームはサイズを変更したり移動したりできます。
- 「処理 (Processing)」セクションで「処理アルゴリズム (Processing Algorithm)」ポップアップメニューを開き、「レベルの変更 (Change Level)」またはいずれかのノイズミキシングオプションを選択します。
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「ゲイン (Gain)」のレベルを指定します。
たとえば、高周波数部分にテキストを配置して「ゲイン (Gain)」を「-120dB」に設定した場合、テキストはスペクトラム上に表示されますが聴こえません。
- 「適用 (Apply)」をクリックします。
結果
テキストがスペクトログラムに書き込まれます。