オーディオ素材のラウドネス検出
オーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウでラウドネス検出を実行できます。
どちらのエディターも手順は基本的に同じですが、オーディオエディターとオーディオモンタージュウィンドウでは設定できる内容が異なります。
前提
オーディオモンタージュウィンドウでタイトルを検出する場合、タイトルマーカーを設定してオーディオリージョンを定義しておきます。
選択したクリップを検出する場合、マーカーを設定する必要はありません。
手順
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「検出 (Analyze)」タブを選択し、「ツール (Tools)」パネルの「ラウドネス (Loudness)」をクリックします。
ラウドネス検出ダイアログが開きます。
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「オーディオ素材 (Audio Material)」セクションで、検出対象を選択します。
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オーディオエディター:
「アクティブなオーディオファイル (Active Audio File)」、「チェックされたファイルタブ (Checked File Tabs)」、または「すべてのオーディオファイル (All Audio Files)」。
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オーディオモンタージュ:
「モンタージュ全体 (Whole Montage)」、「リファレンストラック (Reference Tracks)」、または「選択されたクリップ (Selected Clips)」。
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下のセクションで、以下のオプションを選択します。
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オーディオエディター:
「マスターセクションの処理 (Master Section Processing)」を適用するかどうか (「あり (With)」または「なし (Without)」) を指定して検出を実行できます。また、両方を選択して比較することもできます。
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オーディオモンタージュ:
「オーディオ素材 (Audio Material)」領域で「モンタージュ全体 (Whole Montage)」か「リファレンストラック (Reference Tracks)」を選択すると、「分析範囲 (Ranges to Analyze)」を選択できます。つまり、「全体 (Whole)」または「その他 (Other)」の下に表示されているいずれかのオプション (「タイトル (Titles)」、「アクティブなタイトル (Active Title)」、「タイトルグループ (Title Groups)」、または「アクティブなタイトルグループ (Active Title Group)」) を選択できます。
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- 必要に応じて、ダイアログ下部でプロセッサーコアの使用方法を指定できます。
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「開始 (Start)」をクリックして検出を開始します。ラウドネスとピークが検出されます。
補足
クリッププラグインからマスターセクションプラグインに至るまで、オーディオパスのすべてのプラグインが検出に含まれます。そのため、結果の値は基本的にレンダリング後のファイルを検出した値に相当します。
結果
レポートウィンドウに検出結果が表示されます。
結果が表示されたあと、「ツール (Tools)」パネルの「ラウドネス (Loudness)」をもう一度クリックすると、レポートウィンドウを開いたまま新しい検出を開始できます。これにより、複数のレポートウィンドウを並べて表示して比較できます。