ラウドネスプロファイルの作成: バージョン A (Version A)
オーディオエディターのアクティブなオーディオファイルまたはオーディオモンタージュウィンドウの選択したクリップに対してラウドネスプロファイルを作成できます。
手順
- オーディオエディターでファイルを開くか、オーディオモンタージュウィンドウでクリップを選択します。
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以下のいずれかの操作を行ないます。
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を選択します。
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オーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウ上部の「検出 (Analyze)」タブをクリックして、「ビジュアル分析 (Visual Analysis)」を選択します。
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- 「ラウドネスプロファイル (Loudness Profile)」タブを選択します。
- 使用できるオプションを選択して、対応するパラメーターを設定します。
- 「分析 (Analyze)」をクリックします。
結果
分析結果が「バージョン A (Version A)」として保存されます。これらの結果はオーディオエディターの「波形 (Waveform)」ビューまたはオーディオモンタージュの選択されたクリップに視覚的に表示されます。
色分けされたマーカーは、それぞれの測定値のホットスポットを示します。そこにマウスカーソルを合わせると、値と種類が表示されます。
2 つの三角形 (上向きと下向き) で表わされるホットスポットは、オーディオ素材の他の部分と比べて突出していることから、モニタリングで特に重要であると考えられる値を示します。ホットスポットには、すべてのチャンネルや各ステレオチャンネルクラスターに適用されるものもあれば、トゥルーピークや RMS の値のように、特定のオーディオチャンネルを参照するものもあります。
さらに、値を連続するカーブとして表示するかどうかも選択できます。カーブ上の任意の位置にマウスカーソルを合わせると、タイムライン上の対応するポイントの値が表示されます。
例
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RMS ラウドネスのホットスポット
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ショートタームラウドネスのカーブ
手順終了後の項目
また、個別のオーディオファイルとして実際にレンダリングしなくても、レンダリング状態のファイルのラウドネスプロファイルを作成できます。作成されたラウドネスプロファイルには「バージョン B (Version B)」という名前が付けられ、未処理の状態と処理済みの状態のラウドネス属性の比較に使用できます。