「Opus オーディオファイルエンコーディング (Opus Audio File Encoding)」ダイアログ

オーディオファイルを Opus ファイル形式で保存する際に、エンコード設定を調節できます。

「Opus オーディオファイルエンコーディング (Opus Audio File Encoding)」ダイアログは、出力ファイル形式を選択できるほとんどの場所から表示できます。

オーディオファイルを開きます。「ファイル (File)」 > 「名前を付けて保存 (Save As)」を選択します。「形式 (Format)」フィールドをクリックして「設定 (Edit)」を選択します。「オーディオファイル形式 (Audio File Format)」ダイアログで、種類に「Opus」を設定します。「エンコード (Encoding)」フィールドをクリックして「編集 (Edit)」を選択します。

オーディオ信号タイプ (Audio Signal Type)

オーディオ素材のコンテンツタイプを指定できます (「楽曲 (Music)」「ボイス (Voice)」、または「すべて (Any)」)。「楽曲 (Music)」または「ボイス (Voice)」の場合、オーディオ信号タイプに合わせてエンコード処理が自動的に調整されるため、処理後のオーディオ品質が向上する場合があります。

最大帯域幅 (Maximum Bandwidth)

オーディオファイルの帯域幅が特定の最大値を超えないようにします。つまり、エンコーダーはこのしきい値を超えた周波数を切り捨てます。

可変ビットレート (制約なし) (Unconstrained Variable Bit Rate)

このオプションをオンにすると、エンコード中にファイル内のビットレートが素材の複雑さに基づいて動的に調整され、制約なしで変化します。これにより、「固定ビットレート (Constant Bit Rate)」設定と比べて、処理後のファイルの品質/サイズ比が向上する場合があります

可変ビットレート (Variable Bit Rate)

このオプションをオンにすると、エンコード処理中にファイル内のビットレートが素材の複雑さに基づいて動的に調整され、指定したビットレート値に連続的に近付けられます。これにより、「固定ビットレート (Constant Bit Rate)」設定と比べて、処理後のファイルの品質/サイズ比が向上する場合があります

固定ビットレート (Constant Bit Rate)

このオプションをオンにすると、オーディオ素材の複雑さに関係なく、エンコード処理中にファイル内のビットレートが一定に保たれます。

補足

これにより、可変ビットレート設定と比べて、処理後のファイルの品質/サイズ比が低下する場合があります。

補足

ビットレートはオーディオ信号をエンコードするのに使用されるデータの量に関係します。値が大きいほど音質はよくなりますが、出力ファイルのサイズが大きくなります。

音質 (Quality)

「0」 (非常に低い) から「10」 (非常に高い) の範囲で音質を選択できます。

補足

音質の設定を下げると作成されるファイルが小さくなります。大きい値を設定するほど音質はよくなりますが、エンコーダーがオーディオファイルを処理する時間が長くなります。