「オーディオ (Audio)」タブ (グローバル環境設定)
このタブでは、処理精度などのオーディオに関する環境設定を変更できます。
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グローバル環境設定の「オーディオ (Audio)」タブを開くには、 を選択して「オーディオ (Audio)」をクリックします。
- リサンプリングの変換品質 (Resample Conversion Quality)
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リサンプリングの変換品質を指定できます。
- フェード/クロスフェードの初期設定 (Default Fade/Crossfade)
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WaveLab Pro でデフォルト値として使用されるフェードやクロスフェードの長さ (デュレーション) とカーブ形状を指定できます。フェードやクロスフェードは、この指定に基づいて、特定の処理中に自動的に作成されます。
- オーディオキューポイントの検出 (Audio Cue Point Detection)
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このセクションでは、以下のオプションから選択できます。
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「カーソル周辺のオーディオキューポイント数の上限 (Maximum number of audio cue points around cursor)」では、1 から 10 までの数字を選択できます。数字が大きいほど、より多くのオーディオキューポイントが表示されます。
WaveLab Pro では、現在のマウス位置の前後 5 秒の範囲内のオーディオが解析されます。ここで指定する数値によって、この範囲内に表示されるオーディオキューポイントの密度が決まります。
ヒント大きい数値は、「表示を固定 (Sticky)」と組み合わせて使用することをおすすめします。
からアクセスできるワークスペースが散らかるのを防ぎたい場合は、この数値を小さくすることをおすすめします。
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「アクティブになるタイミング (When to Activate)」では、オーディオキューポイントの作成と表示に必要なアクションを選択できます。
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マウスでの時間選択 (Time Selection with the Mouse)
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編集カーソルをタイムルーラー上でドラッグ (Dragging the Edit Cursor on the Time Ruler)
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編集カーソルをマウスでドラッグ (+ [Shift]) (Dragging the Edit Cursor with the Mouse (+ Shift))
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ヒント
WaveLab Pro にオーディオキューポイントを一切表示しないようにするには、3 つのオプションをすべてオフにします。
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- 処理精度 (Processing Precision)
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「プラグイン処理 (Plug-in Processing)」では、プラグインの処理精度を選択できます。
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「64 bit float」を選択しており、プラグインが 64 ビットでのサンプリングに対応している場合、64 ビットの可逆圧縮で処理が行なわれます。
プラグインが 32 ビットでのサンプリングにのみ対応している場合、すべての 64-bit float サンプルはWaveLab Pro で自動的に 32-bit float に変換されてからプラグインへ送信されます。プラグイン処理が完了すると、32-bit float サンプルがWaveLab Pro で自動的に 64-bit float に損失なく再変換されます。
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「32 bit float」を選択した場合、すべての 64-bit float のサンプルが WaveLab Pro で自動的に 32-bit float に変換されてからプラグインに送信されます。プラグイン処理が完了すると、32-bit float サンプルがWaveLab Pro で自動的に 64-bit float に損失なく再変換されます。
プラグインメニューでは、プラグインが 32-bit float または 64-bit float に対応している場合、プラググイン名の横に「32F」や「64F」が表示されます。
補足64-bit float でのプラグイン処理には倍精度の処理が行なえますが、32-bit float の場合より処理に若干時間がかかります。
「一時ファイル (Temporary Files)」では、オーディオ処理時に WaveLab Pro で作成される一時ファイルの解像度を選択できます。
初期設定では、WaveLab Pro で作成される一時ファイルは 32-bit float です。64-bit float のオーディオファイルまたは 32 ビットの PCM ファイルを作成したい場合は、「64 bit float」を使用します。
補足64-bit floatの一時ファイルは倍精度ですが、32-bit floatよりも読み込みや書き出しに時間がかかり、ファイルサイズも 2 倍になります。
「システムのクリップボード (System Clipboard)」では、システムクリップボードの転送中に作成されるオーディオファイルの解像度を選択できます。
初期設定では、32-bit float に設定されています。ただし、ファイルの解像度が低くても品質を維持できることがわかった場合、値は自動的に下げられます。
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