ドラムサウンドの自動分類

「Slice」 ページには、スライスされたドラムループを分析する高度な 「Classify Slices」 機能があります。この機能では、スライスが分析され、5 つの基本クラス (キック、スネア、ハイハット、タム、パーカッション) のいずれかに自動的に分類されます。

各スライスは、最も近いと判定されたクラスに分類されます。たとえば、複数のハイハットが付いたキックドラムは、⁠キック⁠クラスに分類されます。波形ディスプレイの下部の分類セクションに、クラスの名前とあらかじめ定義された色が表示されます。クラスの独自のデフォルト色を定義することもできます。スライスを分類するとすぐに、クラスの色と名前がインストゥルメントパッドに表示されます。これによって、スライスしたループの視覚的な操作性が上がります。

補足

分析が困難なスライスがあります。たとえば、クラッシュシンバルが付いたキックドラムがスネアドラムと認識されたり、胴が非常に深いタムがキックドラムと認識されたりする場合があります。これらのスライスは、手動でクラスに分類できます。

手順

  1. キットを開き、インストゥルメントパッドにドラムループをロードします。
  2. 「Slice」ページで、「Create Slices」をクリックします。
  3. 必要に応じて、「Threshold」および「Min Length」パラメーターを調節します。
  4. 「Classify Slices」をオンにします。

結果

スライスが分析され、5 つのクラスのいずれかに自動的に分類されます。それに応じて、インストゥルメントパッドの色と名前が変わります。

補足

スライスが短すぎると、スライスが正しく認識されず、クラスに分類されない可能性があります。この場合、スライスの色と名前は変わりません。これらのスライスは、手動でクラスに分類できます。

補足

クラップとサイドスティックは、スネアクラスとして認識されます。シンバル、シェーカー、およびタンバリンはハイハットクラスに分類されます。