移動制限モード

VST MultiPanner では、パンナーエリア内の移動を制限できます。これによって、音源を特定の方向 (たとえば左下から右上) に固定して動かすことができます。

以下の配置モードと修飾キーを使用できます。

Standard Positioning Mode

マウスの移動は制限されません。

Fine-Scaled Positioning Mode

マウスの移動が小刻みになり、非常に微妙な位置調整を行なえます。これは、小型の画面でパンニングするときなどに役立ちます。

修飾キー: [Shift]

Horizontal Movements Only

マウスの移動が水平方向に制限されます。

修飾キー: [Ctrl]/[command]

Vertical Movements Only

マウスの移動が垂直方向に制限されます。

修飾キー: [Ctrl]/[command]+[Shift]

Diagonal Movements - Bottom Left to Top Right

マウスの移動が左下から右上への対角方向に制限されます。

修飾キー: [Alt/Opt]

Diagonal Movements - Bottom Right to Top Left

マウスの移動が右下から左上への対角方向に制限されます。

修飾キー: [Alt/Opt]+[Shift]

Jump to Positioning Handle

マウスポインターがパンエリア外にある場合でも、すぐにポジショニングハンドルまでジャンプします。

修飾キー: [Ctrl]/[command]+[Alt/Opt]+[Shift]

補足

「Position Left/Right Channels Independently」をオンにした場合、パンエリア内の任意の場所をクリックすると、マウスポインターが最も近くにあるパンニングハンドルの位置に移動します。

Position Left/Right Channels Independently

マウスの移動が左右のチャンネルに制限されます。

重要
  • 「Position Left/Right Channels Independently」をオンにした場合、オートメーションデータがいくつかのパラメーターに書き込まれます。これによって、特定のオートメーションルールが適用されます。

  • 個別配置モードのオートメーションデータは、個別のチャンネルではなく、完全な音源用に常に書き込まれます。そのため、たとえば 1 つのステレオチャンネルのオートメーションを記録して、2 回めに別のステレオチャンネルのオートメーションを追加することはできません。

補足

移動制限ボタンは、ウィンドウの下部にある配置セクションのコントロールには影響しません。