スクリプト
WaveLab Pro では強力なスクリプト言語を利用でき、上級ユーザーは独自のスクリプトを作成してタスクを自動化できます。基本的なスクリプトの使用は、特定の時間でファイルのトリミングや切り取りを行なう場合など、繰り返し実行する編集タスクを自動化する場合に便利です。
他の基本的な編集コマンド、オフライン処理の適用、マーカーの配置、および現在アクティブなファイルに関する情報の表示を実行するスクリプトを記述できます。スクリプトには、現在アクティブなオーディオファイルまたはオーディオモンタージュを編集するコマンドを記述できます。最近のスクリプト言語でプログラミングを行なった経験があれば、WaveLab Pro のユーティリティースクリプトを問題なく記述できます。
WaveLab Pro のスクリプト言語は、ECMAScript をベースに WaveLab Pro 固有のコマンドを加えたものです。
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WaveLab Pro の特定のスクリプト機能については『WaveLab Pro Scripting』マニュアルに記載されています。このマニュアルは、https://steinberg.help/ からダウンロードできます。
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Windows には別のスクリプトインターフェースがあり、VBScript または JScript を使用して、外部アプリケーションから WaveLab Pro を制御できます。『WaveLab Pro ActiveX Scripting』マニュアルは、steinberg.help からダウンロードするか、以下のフォルダー内にあるものを参照してください。
Steinberg\WaveLab Pro 11\Tools\Windows Scripting\
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使用できるコマンドのサブセットの詳細については、『ECMAScript Language Specification』を参照してください。
このマニュアルでは、WaveLab Pro 内から実行できるスクリプトについて説明されています。